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日本人が持つ韓国のハングル専用表記に関する誤解とその原因
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日本語論理論述レポート

 

 

 

 

 

日本人が持つ韓国のハングル専用表記に

関する誤解とその原因

 

 

- 韓国社会文化や韓国語を知らない一般人を中心として -

 

 

 

2018

 

 

 

韓国外国語大学校

 

序論

 

現代の日本語では三つの文字システムが使用されている。平仮名、片仮名、そして漢字。それ以外にもローマ字などの他の文字が使われることもあるが、普段の文字生活の中には、主にこの三つが挙げられるのである。ここで今回のレポートで注目したい部分は漢字である。同じ漢字文化圏である日本と韓国[1]だが、現代での漢字の使用には違いがある。日本は漢字を現在も使用しているおり、韓国は昔、漢字ハングル混じりであったが、現在では一般的にハングルだけで表記される[2]。ここで問題となるのは、漢字に慣れている日本人が持つ韓国語、特にハングル専用表記への誤解である。このような誤解は漢字が書けない韓国人を無視する大きな要因となり得る。[3]以上のような問題意識から、本レポートを作成した。まずは、韓国や韓国語に関する知識が少ない一般的な日本人が持つハングル、もしくはハングル専用表記を巡る誤解に焦点を当て、間違った主張の原因とその問題点について論じたい。

 

 

 

主題語:ハングル専用表記、ハングル、韓国語、朝鮮語、漢字

目次

 

序論 ···································································································  

  

I ハングル専用表記への誤解 ···················································· 1

1. 同音異義語

2. 語彙力の低下

3. 可読性の低下

4.伝統の喪失

 

II 誤解の原因 ················································································  4

1.   嫌韓

2.   韓国社会文化と韓国語への無知

3. 漢字優越主義

 

III 結論 ····························································································  6

1. 漢字の限界

2. 漢字優越主義への警戒

  

参考文献 ·························································································  7

 

 

I ハングル専用表記への誤解

 

1. 同音異義語

日本人が主張するハングル専用表記の問題点の中で一番多く例にあげられるのは同音異義語の問題だ。これはハングルだけで表記すると漢字で意味を区別していたものが区別できなくなり意思疎通に問題が発生するということである。これに該当する例を三つのパターンに分けて見る。

まずは、日本語では同音異義語だが韓国では同音異義語でないパターンだ。嫌韓書籍である「嫌韓流」で取り上げられた例を見てみよう。「壮観、創刊、送還、総監、相関…」[4]以上の漢字は日本ではいずれも「そうかん」と発音する。しかし、韓国語ではそれぞれ「jang-gwan (장관)chang-gan (창간)song-hwan (송환)chong-gam (총감)sang-gwan (상관)ちがう発音で読んでいるので同音異義語ではない。[5]

二つ目は、韓国で使う頻度が違う単語である。日本と韓国は同じ漢字文化圏であるが、ひとつの単語を表す漢字語が違う場合がある。たとえば、日本では学校を移ることを「転校」と呼ぶが、韓国では「転学 (전학)」と表現する。無論、辞書には転校と転学、両方が表記されている。しかし、日常での言語生活においては日本では「転校」、韓国では「転学 (전학)」圧倒的に多く使われるのである。日本側は「放火」と「防火」が韓国では「bang-hwa (방화)」なので、区別ができないと言う主張が見られる。しかし、現代の韓国では圧倒的に「放火」の意味の「bang-hwa (방화)」がより頻繁に使用なる、防火においては「防火」と言う表現よりは「火災予防 (화재예방)」のほうが一般的である。[6]

最後は韓国でよく使われる同音異義語があっても、それは文脈で判断ができるのである。韓国語の「sa-jeon사전)」は「事前」と「辞典」の意味を持っているが、これらは文脈ではっきり区別することが可能である。「사전 持ってきて。」を見て誰がこれを「辞典」でなく「事前」だと思うだろうか。逆に「사전的に準備しておきました。」の「사전」は明らかに「事前」である。同音異義語は韓国語だけで発生するものでなく、全世界の表音文字を使用している言語なら当然のことである。日本語も文字では表記が違うが、会話の時は音声的に同じく発音するので同音異義語を持ってると言える。もし、日本側の認識道理に同音異義語による問題が深刻なものならば日本語も文字を使わず、声を出して会話するときは同じく問題が発生すべきである。

また、文字システム的な面においては日本語は50音の中で同じ発音が沢山作られる。しかし、韓国語はもっと様々な発音があるので、上のように「そうかん」の「そう」と「かん」のように別々の文字で表現できる。これが同音異義語の数が日本語に比べて少ないわけである。

 

2. 語彙力の低下

確かに、韓国語は漢字語が多いので漢字を分かると語彙力を向上させられる。しかし、漢字が分からないからといって専門用語や漢字語の理解が足りて無いことではない。言語においては漢字の意味を知らなくてもその単語の意味を知っているだけで問題なく使えるのである。むしろ、次々と分からない漢字が出てきて読めないよりは遥かにましであろう。それに、韓国の漢字は音読みだけなので、ハングルで書かれた単語を見てどんな単語なのかと悩むことは少ない。これに先ほど述べた文脈を加えると意味が分からないということは殆どないと言えるだろう。

 

 

3. 可読性の問題

日本人がよく誤解するのは韓国語をハングルだけで書くことを日本語を平仮名だけで書くことと同一だと思うことである。しかし、仮名文字とハングルはシステム的に異なる。仮名文字は一文字が一音を表す。しかし、ハングルは母音と子音が合体して一つの音を作り出す。それに表音文字でありながら、表意文字的特徴も持っている。それは、「not」を「」、「」、「」など同じ発音なのに違う表記で表す場合を見ればはっきりする。これによって漢字を使わなくてもどんな意味なのか十分に理解できるのである。また、「わかち書き」システムによって句との区別も明確である。

また、日本語は漢字を平仮名に変えると非常に長くなってしまい、「わかち書き」システムでもないので、「ぎなた読み」をしてしまう可能性が高い。しかし、韓国語は漢字をハングルに表記しても文字数に変わりはない。例えば、「韓国国会議事堂駅」を平仮名表記すると「かんこくこっかいぎじどうえき」になり、14文字になるが、ハングルで書くと「한국국회의사당역」となり、原文と同じ8文字である。微妙な違いだと感じるかも知れないが、文が長くなるとかなり差が出る。ハングル表記に文字的増加がないと、すぐ読める、即ち可読性のよいハングル表記の方が便利なのである。

これについてはすでに1970年代から研究が行われ、その結果が出ている。ハングル漢字混じり文よりハングル専用文がより良い可読性を示している。[7]1970年代で行われた実験なので、その当時は殆どの人が漢字を読める時代だったのにもかかわらず、ハングルのほうが可読性に置いて有利であると判明したのだ。

 

図1. 一分の間に読んだ平均行数【左からハングル漢字混じり(以下混じり)わかち書き、混じり、ハングルわかち書き、ハングル】

図1. 一分の間に読んだ平均行数【左からハングル漢字混じり(以下混じり)わかち書き、混じり、ハングルわかち書き、ハングル】

図2. 読解率【隣と順番同じ】

図2. 読解率【隣と順番同じ】

 

4. 伝統の喪失

ハングル専用表記の登場によって漢字で書かれた史料や漢字文化圏の知識に疎いというのは 間違いでは無い。しかし、これについては漢字を利用し始めることで生まれるデメリットが多いことを主張したい。昔の史料や日中の資料を読むために全国民が漢字を学ぶ必要はない。ただ、職業や研究でそのような必要がある人だけ漢字を勉強すればいいのである。それに、常に漢字を勉強した学者たちが、このような資料をハングル表記に変える作業を行っているので、ハングルだけで史料や漢字文化圏の知識に触れられる。情報の重要性を強調したいのであれば、むしろ英語に専念したほうが良いはずだ。

 

II 誤解の原因

 

1. 嫌韓

日本では「嫌韓」と呼ばれる韓国を睨む集団が存在する。あらゆる手段で韓国を悪く言うのである。特に、そういった人たちはネットで集まり、間違った情報を拡散させる。これらは一般の人にも伝わることで、悪いイメージを定着させる。本レポートの資料収集のため 検察した結果、意図的に悪意を持って嫌韓活動をするサイトに間違った事実が掲載されていることが多かったことが分かった。

そして、呉善花(韓国名:オ・ソンファ)などの嫌韓人物が執筆した「『漢字廃止』で韓国に何が起きたか」などの本を通して拡散しつつある。これは嫌韓サイトから一般のウェブサイトまで広く拡散して引用されている。

嫌韓は韓国を見下すことにしか目標がないので表音文字を使う英語の同音異義語や同じく昔は漢字文化圏で漢字を使用していたが、現在は使用していないベトナム語に関しては何も言わないのである。正に、韓国だけを狙うような動きを見せている。

 

2. 韓国社会文化と韓国語への無知

このような日本人の誤解は韓国語に知識のある人は 間違いに気づくことができる。しかし、知識のない人々は間違った内容を見てそのまま信じてしまうのである。これに加えて、嫌韓や韓国への嫌悪感、日本人としての自文化優越主義などにより異文化への無知や卑下に繋がるのである。

 

3. 漢字優越主義

一般的な日本人であれば母国語で使われる文字システムにすっかり慣れてしまい特に不便を感じることはない。そこで、母国語が便利だと思い、これを基準に他の言語を判断してしまう。日本人は漢字で意味を把握するのに慣れている。その故に、漢字でなくハングルを使っている韓国を理解できないのことで、漢字を使えない韓国語を見下すことになるのである。このような優越主義は韓国でもハングル優越主義やハングル万能説として存在している。

 

 

III 結論

 

1. 漢字の限界

漢字は表意文字ゆえ、単語の漢字さえ分かれば単語の意味をある程度推測できる。しかし、問題はその数と複雑さである。漢字はその漢字を知っていると、意味を推測できるという長所があるが、その一方で、その漢字を知らないと意味はもちろん、読むことさえできない。日本語は音読みと訓読みで分かれるうえに、その中でも様々な読み方を持ってるので、さらに問題となる。また、その数の多さゆえ文字教育に投資すべき時間が長くなる。韓国では小学12年生で終わる文字教育を日本のように中学生まで続けるのは言語活動への制約に過ぎない。文字教育が早く終わると、国語教育や新聞予備やインターネット、SNSなどの言語活動を自由にできるのである。

それに、画数が多いので書くのに比較的 時間がかかる。また、パソコンで書くには独自の変換プログラムを必要とする。現代の中国と日本が使用するキーボードが例に挙げられる。

総合的に考えると、わざわざ使わなくても充分意味が通じるハングルシステムに漢字を追加するのは経済的でないのは上に、かえって不便になるだけであろう。

                                 

2. 漢字優越主義への警戒

このような一般的な日本人が持つ漢字のイメージでは漢字は優秀で自慢できるものだということである。韓国人もハングルに関して優越感を抱くことが多くあるが、最近はそれを警戒する動きが強い。しかし、日本ではそのような動きはまだ見えないうえに、まだなくハングルによって韓国の教育制度は崩壊したと言い続けているのである。ウィキペディアも韓国語版ではハングル万能説が載せられているが日本語版では漢字優越主義はのせられておらず、むしろ 韓国語版の方に載せられている。

 

 

参考文献

 

山野車輪「マンガ嫌韓流」晋遊舎、2005

「国語基本法(2013.3.23、法律第11690号)第14条公文書の作成」

李善英「韓における漢字止政策」『立命館究 302』立命館大2017

김해옥. “읽기 硏究 : 한글專用 漢字混用.” 이화여자대학교 대학원, 1971.

宮城幸枝と他4人「日本人と日本語学習者の漢字表記語・ひらがな表記語の意味認識に関する実感と考察」『東海道大学留学生教育センター』1994

李潤玉「韓国語の漢字表記と日本語の漢字表記の対照・比較」『文学・芸術・文化第25券第一号』2013

文化庁「平成21年『国語に関する世論調査』の結果について」2009

김영환. “‘한글 전용 역사적 이해가 필요하다

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/because/742162.html21” 2016

한국어를 이해하기 위해 한자를 배워야 하는가?”

http://topa.co.kr/archives/198” 2015

呉善花 「韓国人40%が本読まず25%大学生が『大韓民国』を漢字で書けない」

https://www.news-postseven.com/archives/20130618_193079.html SAPIO20137月号

「漢字を捨てた韓国」『http://www.geocities.jp/kiteretsuchop/ronbun/kanji.html

「ハングル専用の弊害:『漢字を廃止した韓国』で知的荒廃が起こっている」

http://nettaro-note.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-59b0.html

「近代化を自ら放棄。反日の韓国が「漢字追放」で失ったもの」

http://news.livedoor.com/article/detail/13559494/ 2017

「韓国は『漢字廃止』を後悔している! だが復活は『天に昇るより難しい』=中国」

http://news.searchina.net/id/1652429?page=1 2018

「韓国でどれほど『漢字の有用性』を述べても無視される理由」

http://blog.livedoor.jp/rakukan/archives/5049820.html2016

「韓国語に対する誤解?」

http://hotel-dolphin.hatenablog.jp/entry/2016/10/04/211004

「韓国で漢字を廃止したら何が起こったか。言葉の意味が分からない事や抽象度の高い漢字語の概念語を知らないため、外国語の専門書などもほとんど理解できない状態に。」

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=313263&g=1312082016

「ハングル専用化の末路」『http://fetia.blog34.fc2.com/blog-entry-837.html2010

「漢字を知らない若者、同音異義語の混乱が深刻:韓国の話だが今なお漢字を使わない北朝鮮の実情はどうなんだろう」『http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/711.html2014

905号 ハングルという幼稚な文字でバカになった鮮人」

http://akkeychan.at.webry.info/201605/article_5.html2016

「韓国の漢字教育が「失敗」した理由:韓国語での意思疎通が不可能になりつつある」

http://chourakunosaka.blogspot.com/2013/06/blog-post_7993.html2013

「愚民のためのハングル」『http://fetia.blog34.fc2.com/blog-entry-441.html2007

「ハングル専用者の思考方法」『http://fetia.blog34.fc2.com/blog-entry-668.html

yasuoka「韓国語における防火と放火」『https://srad.jp/~yasuoka/journal/611160/』スラド、2017

takeda25 「韓国の漢字」『http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20130617/13714796202013

「韓国人『ハングルの問題点は同音異義語ではありません。専門用語です』」

http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/45320772.html2015

「韓国人『漢字がないハングル、なぜ韓国人は同音異義語を問題としないのかについて説明します』」『http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/45284360.html2015

「韓国人『先日ハングルに関するメールを送った韓国人です。ハングルについてもう少し言わせて下さい』」『http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/45308272.html2015

http://deepredpigment.myartsonline.com/kfui004_95.html

「同音異義語への異議」『http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/homophone.html



[1] 国立国語研究所の「韓国語の語彙の分類と個別漢字の使用度」の調査によると、「漢字語」の割合は66.318%、「固有語」の割合は26.121%、「外来語」の割合は4.0198%という結果が出されている。

李善英「韓国における漢字廃止政策」『立命館国際研究 302』立命館大学、2017年、118頁参照

[2] 2005年までは「ハングル専用に関する法律(以下ハングル専用法)」により法律で決められていたが、以後ハングル専用法が「国語基本法」に吸収されることにより公文書への表記についてハングル専用のもとに必要な場合は漢字や外国文字の併記を許可するとされている。

公文書以外の民間の文字使用に関しては特に法律で決められてないが、一般的にハングル専用表記をもとに、意味的に混乱が予想される場合だけ漢字併記をしている。

「国語基本法(2013.3.23、法律第11690号)第14条公文書の作成」参照

[3] 呉善花 「韓国人40%が本読まず25%大学生が『大韓民国』を漢字で書けない」 『https://www.news-postseven.com/archives/20130618_193079.html SAPIO20137月号

[4] 山野車輪「マンガ嫌韓流」晋遊舎、2005年、166頁参照

[5] takeda25 「韓国の漢字」『http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20130617/13714796202013

[6] yasuoka「韓国語における防火と放火」『https://srad.jp/~yasuoka/journal/611160/』スラド、2017

[7] 김해옥, “읽기 硏究 : 한글專用 漢字混用.” (이화여자대학교 대학원, 1971).  PP.32-39参照

 

日本人が持つ韓国のハングル専用表記に関する誤解とその原因.pdf
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한국어 모어 화자의 일본어 발음 및 인토네이션과 그 경향성
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한국어 모어 화자의 일본어 발음 및 인토네이션과 그 경향성

2020.01.01

 

서론 : 발음과 인토네이션(억양)의 중요성

한국인들 사이에선 반기문 전 유엔 사무총장의 경우를 예시로 들며 발음 보다는 의사소통에 중점을 두어야 한다는 의견이 많은 공감을 얻고 있다. 더 나아가 발음 "따위"는 중요하지 않다고 주장하는 사람도 여럿 보이는 바이다. 하지만 과연 그러할까? 물론 의사소통은 중요하다. 하지만 의사소통은 되냐 안되느냐로 끝나는 것이 아니라, 의사소통이 "잘"이루어지느냐 잘이루어지지"못"하냐의 문제이다. 즉, 의사소통이 가능하면 문제없다는 것이 아니라 의사소통이 원활히 이루어져야 한다는 것이다. 발음과 인토네이션은 어휘 못지 않게 이 의사소통에 깊이 관여한다. 발음이 어눌하여 알아듣기 힘들었던 적이 누구나 한번쯤은 있었을 것이다. 올바른 의사소통 즉 커뮤니케이션은 듣는 사람이 딱히 주의깊게 듣거나 노력하지 않더라도 쉽게 알아듣고 반응할 수 있는 것이다. 외국인의 한국어 발화의 경우 어휘와 문법구조가 아무리 완벽하더라도 특유의 리듬과 모어간섭으로 인한 발음왜곡이 간여하면 이해하는 데 다소 시간이 걸리게 된다. 그뿐만이 아니다. 올바른 발음과 인토네이션은 첫인상과 같다. 미팅에서 아무리 얼굴이 잘생겼더라도 입은 옷차림이 촌스러우면 평가가 떨어지는 것을 생각해보라. 금융회사 면접에 청바지와 티셔츠를 입고 가는 것과 같이, 아무리 언어실력이 뛰어나고 어휘력이 출중하고 문법구조가 완벽하더라도 발음과 인토네이션 면에서 모어간섭이 두드러지면 신뢰성을 얻기 힘들다. 발음과 인토네이션은 언어실력에 신뢰성을 더해주는 요소이다. 부가적인 요소에 불과하다고 느낄 수 있지만 의사소통 상대가 느끼는 본인의 언어실력에 가장 많은 영향을 미친다. 뉴스 아나운서가 정형화된 한국어 발음을 구사하는 이유를 잘 떠올려 보면 비언어적 요소인 발음과 인토네이션이 얼마나 신뢰성을 더해주는지 납득할 수 있을 것이다.

 

Ⅰ 발음

 

1. つ

한국인들이 가장 어려워 하는 발음이 바로 つ이다. 흔히들 쓰, 쯔, 츠, 쮸, 츄 등으로 발음하는 경우가 많다. 하지만 つ가 무성 치경 파찰음이라면 ㅆ, ㅆ는 같은 치경음이지만 마찰음이고 ㅉ,ㅉ,ㅊ는 같은 파찰음이지만 치경음이 아닌 경구개음이다. 결론적으로 말하자면 한글로 나타낼 수 없는 발음인 것이다. 올바르게 つ를 발음하려면 언어학적으로 정확한 표현은 아니지만 그나마 유사한 마찰 치경음 「쓰」와 파찰 경구개음 「츠」의 중간발음을 시도해보라. 좀더 정확하게 말하자면 혀의 위치를 ㄴ발음과 유사하게 두고 츠에서 혀끝은 경구개가 아닌 치경(잇몸) 쪽으로 조음위치를 이동시키면 된다. 어렵더라도 올바른 つ발음은 고급진 일본어 발음을 위해 반드시 필요하므로 연습이 필요하다. 한국인들의 일본어가 유아적으로 들리는 이유는 바로 이 つ 발음의 오류가 크다. 귀엽게 느껴진다고 좋아할 수도 있겠지만 당신은 아이유가 아니다. 다 큰 성인이 「오빠! 나 띠드버거 먹고 싶어요. 나 띠드 대따 좋아하는 거 알지? 내 껀 띠드 2쟝~」 이런 발음을 한다고 하면 이상한 눈으로 쳐다보는 것은 당연하다.

 

2. 유성음의 무성음화

한국어와 달리 일본어에서는 유성음과 무성음의 대립이 변별적 기능을 수행한다. 문제는 한국인이 일본어를 말할 때 ざ행 뿐 아니라 어두에 오는 탁음 전반에서 유성음인 탁음을 무성음화해버린다는 것이다. 청음의 유성음 (あ行, な行, ま行, や行, ら行, わ行)의 경우 무성음화가 이루어지지 않는데 애초에 한국어의 비음(ㅁ,ㄴ,ㅇ)와 탁음(ㄹ)은 유성음이기 때문이다. 하지만 나머지 탁음의 경우 같은 유성음이 한국어에 존재하지 않기 때문에 한국인은 가장 가까운 무성음을 찾아 발음하게 되는 것이다. 특히 이 문제가 두드러지는 ざ행(ざ, じ, ず, ぜ, ぞ)의 경우 영어의 z발음에 근거해 발음해 본다면 쉽게 교정이 가능할 것이다. 물론 발음할 수 있는 것과 그렇게 발음을 해나가는 것은 별개의 문제이므로 발음할 때 마다 의식적인 노력을 기울여야 할 것이다. 나머지 탁음의 경우 앞에 「윽」을 실제로 발음하지 않고 조음하려는 상태에서 탁음을 발음하면 훨씬 자연스러운 유성음 발화가 가능하다.

 

3. 어두 청음의 경음화와 어중 청음의 유성음화

한국어에서는 특정자음은 평음(예사소리), 경음(된소리), 격음(거센소리)로 나뉜다. ㅈ의 경우 ㅈ은 평음, ㅉ은 경음, ㅊ은 격음이 된다. 그런데 「낑깡(きんかん)」, 땡깡(てんかん)과 같이 본래 평음에 가까운 어두 청음을 경음화하거나 격음화하는 경우가 많다. 특히 경음화하는 경우는 이전 외래어표기의 영향으로 어르신 분들의 일본어 구사에 자주 드러난다. 그리고 앞에서 어두 탁음이 유성음화하는 경우와 반대로 한국어 모어 화자는 어중 청음은 무성음화시키는 발음적 경향이 있다. 「かんこく(韓国)」를 「かんごく(監獄)」로 발음하는 등의 예가 그러하다.

 

촉음의 첨가

한국인 가수들의 일본어 노래나 한국인 배우의 일본어 연기를 들어보면 두드러진 특징이 바로 중간에 촉음을 넣어버린다는 것이다. 예를 들어 「오레가 키타(俺が来た)」의 경우 「오레가 킷타(俺が切った)」로 발음한다. 발음상의 문제면 모르겠는데 문제는 의미까지 변해버린다는 것이다. 전자는 내가 왔다는 의미인 반면 후자는 촉음으로 인해 내가 잘랐다(목적어의 부재로 어리둥절하게 된다)라는 의미가 된다. 비슷한 예로 「아나타(あなた)」의 경우도 흔히 「아낫따」와 같이 발음하는 경우가 많다.

 

모음의 원순화

발음문제에 있어 비교적 많이 언급되지 않는 부분이 바로 한국어와 일본어의 모음차이이다. 일본어의 あ行을 그대로 한국어 아, 이, 우, 에, 오로 발음하곤 하지만 이는 잘못된 발음이다. 한국어는 일본어에 비해 원순발음이다. 한국어 「우[u]」는 원순 후설 고(협)모음이다. 반면 일본어의 「う[ɯ]」는 비원순(평순) 후설(중설에 가까운 후설) 고(협)모음이다. う를 발음할 때에는 한국어 우보다 입술을 덜 동그랗게 만들고 조음을 조금 뒤에서 해야한다는 것이다. 「우」와 「으」(「う」는 완전 평순은 아니다)의 중간발음에 가깝게 발음하는 것이다. 다만 「う」 앞에 /s/, /z/, /t/가 올 경우 (す, ず, つ) [u]가 아닌 변이음(환경에 따라 음소가 다른 발음)[ɨ]이 나타나 「스」, 「즈」, 「츠」가 된다. 「う」뿐만 아니라 「あ」는 「아」보다 조금 더 저모음이거나(입을 「아」가 더 크게 벌린다), 「え」는 「애」와 「에」의 중간발음이라는 미묘한 차이가 있지만 발음에 그다지 유의미한 차이를 만들지는 않는다. (「아」나 「에」로 발음해도 큰 문제는 없다)

 

변이음 「ん」, 「っ」

변이음의 ん과 っ의 경우 일본어에선 음성적으론 다르지만 같은 음운(변별적인 기준으로 나누지 않는다는 의미)이다. 예를 들어 「すし」를 「수시(일본인은 발음이 조금 이상하다고 생각할 수 있지만)」와 「스시」로 각각 발음해도 일본어에서는 음성적으론 다르지만 똑같이 すし로 알아듣게 된다. 이는 [ɯ]와 [u]와 [ɨ] 각각 다른 음성을 일본어에서는 같은 음운 /u/로 받아들이기 때문이다.)인 반면 한국어에서는 음성적으로는 물론 음운론적으로도 다르다. 따라서 ん 하나가 여러 발음이 나온다는 것을 인식하지 못하고 하나의 발음으로 구사하는 경우가 많다. (한국에도 변이음은 존재한다 「ㅂ」과 「ㄱ」과 같이. 다만 음운론적으로 같기 때문에 인식하지 못할 뿐이다. 외국어의 시각에서야 다른 발음이 난다는 것을 인식할 수 있다.) 변이음 ん의 경우 치음과 치경음인 た行, だ行, さ行, ざ行, な行, ら行 앞에는 치경 비음인 ㄴ[n]으로 발음되고, 양순음인 ま行, ば行, ぱ行 앞에서는 양순 비음인 ㅁ[m]으로 발음하며 연구개음 か行, が行 앞에서는 연구개 비음 ng[ŋ]으로 발음한다. 그런데 あ行, は行, や行, わ行 앞 또는 어말에서는 구개수 비음 [ɴ]으로 발음하는데 문제는 이 구개수 비음이 한국어에 존재하지 않는다는 것이다. 최대한 발음하려면 연구개 비음에서 말 그대로 혓바닥을 구개수 즉, 목젖에 가깝게 넣어 발음하면 된다. 한국어에 없는 발음이므로 연습이 조금 필요하다. 변이음 「っ」의 경우 한국어 외래어 표기법상 모두 ㅅ으로 표기하지만 ん과 마찬가지로 뒤에 어떤 발음이 오느냐에 따라 달라진다. 조금 간략하게 설명하자면 뒤에 오는 자음을 그대로 더해준다고 생각하면 쉽다. いっかい (ikkai) 잌카이 いっぱい (ippai) 입빠이 いったい (ittai) 읻타이 (한국어에서 받침 ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㄷ, ㅌ의 경우 한국어발음규칙상 ㄷ발음을 한다) いっさい (issai) 잇사이 변이음을 상황에 맞게 정확하게 발음한다면 더욱 자연스러운 일본어 발화가 가능하다.

 

Ⅱ 인토네이션

 

1. 음의 고저 (악센트)

평탄화 경향이 뚜렷한 한국어와 다르게 일본어(도쿄를 중심으로 한 공통어 기준)는 음의 높낮이가 중요할 뿐더러 단어의 의미도 구분한다. 같은 あめ이지만 비를 뜻하는 雨는 HL(고저)이고 사탕을 뜻하는 飴는 LH(저고)이다. 단어의 악센트는 크게 4가지로 나누는 데 1. 두고형 HLL 2. 중고형 LHL 3. 미고형 LHH+L(조사) 4. 평탄형 LHH+H(조사) 다음과 같다. 이를 보면 일본어 악센트 특징이 나타나는데 첫번째는 첫음과 두번째 음의 악센트는 무조건 다르다. 두번째는 한번 내려간 악센트는 다시 올라오지 않는다는 것이다. 특히 두번째 규칙이 단어간의 결합으로 한 단어가 탄생했을 때 영향을 미치는데 예를 들어 「でんわ」(LHH)와 「ばんごう」(LHHL)이 만날 경우 「でんわばんごう」는 LHHLHHL이 아닌 LHHHLLL으로 악센트가 변한다. 「切ってください」와 「切手ください」는 똑같이 발음이 「きってください」이지만 고저에 따라 전자는 "잘라주세요"를 의미하고 후자는 "우표주세요"를 의미한다. 이처럼 악센트는 모음과 자음의 수가 적어 동음이의어가 많은 일본어에서 의미를 구분하게 해주기 때문에(문자생활에서는 한자가 그 역할을 한다) 의식적으로 구별할 필요가 있다. 단어 뿐 아니라 문장에서도 고저는 존재한다. 한국어의 경우 그 경향이 어절 끝이 올라가는 반면 일본어는 전반적으로 へ의 형태로 LHL 높낮이를 갖는다.

 

2. 한국식 박자 (모라)

일본인의 한국어 발화에서 받침을 하나의 박자로 발음하는 것과는 반대로 한국인은 모어간섭으로 발음(撥音)과 촉음을 받침화시켜버린다. 2박자(일본어에서는 모라라는 개념을 사용한다. 이하 모라)로 발음하는 것을 1모라로 발음해버리는 것이다. 쉽게 말하자면 일본인이 흔히 「감사합니다」를 「가무사하무니다」로 발음하는 경우가 많은데 이는 일본어 체계에서는 후자가 정확한 발음이기 때문이다. 이는 한국어를 발화할 때 일본어 모어화자에게 모어간섭이 일어난 것이다. 따라서 일본어를 발음할 때는 발음(ん)과 촉음(っ)도 하나의 모라를 가져야 한다. 本来(ほんらい)의 경우 「홀라이」가 아닌 「호ㄹ라이」와 같이 정확히 1박까지는 아니더라도 0.5박 이상의 길이를 부여해야 한다. もっと또한 「못또」가 아닌 「모ㅅ또」가 되어야 한다. 그뿐만 아니라 장음의 무시도 자주 일어난다. 도쿄의 경우 とうきょう이므로 요음을 뺀 총 4모라로 토-쿄-로 발음해야 한다. 장음도 하나의 모라를 가진다.

 

3. 음의 분절화

일본어가 상대적으로 연음이 빈번한 여타 서양어들에 비해 발음면에서 쉬운 것은 맞다. 하지만 그렇다고 딱딱하게 하나하나 분절화해서 발음하는 것은 아니다. 한국인의 경우 발음을 한음한음 스타카토와 같이 정확하게 발음하려 하는 경향이 있다. 한국어 조차 연음이 있다. 「한국어」만 해도 [한구거]와 같이 발음되지 누가 한/국/어 이렇게 딱딱하게 발음한단 말인가. 하지만 일본어에서는 한/국/어와 같이 발음하는 경우가 너무 빈번하다. 인토네이션은 피아노 치는 것과 마찬가지다. 한음한음 정확하게 치면 한음한음 또렷하게 들리겠지만 악센트나 리듬감이 사라지고 만다. 결국 치는 사람도 지치고 듣는 사람도 지치게 된다. 강조할 부분은 강조하고 부드럽게 넘어가는 부분은 부드럽게 넘어가야 한다. 하나하나의 음에 힘을 주어 말하는 것은 마치 초등학생이 "안!녕!하!세!요! 저!는! 일!학!년! 2!반! ○○○ 입!니!다!!!"와 같이 또박또박 자기소개하는 느낌을 준다. 자연스럽다고는 도저히 말할 수 없다. 단어를 통해 보자면 学生, 洗濯機의 경우 표기는 「がくせい」, 「せんたくき」이지만 실제로 발음은 「각세이」, 「센탁키」가 된다. 이는 か行, さ行, た行, は行, ぱ行 앞이나 어말에 같은 행의 い, う발음이 올 경우(き, く, し, す, ち, つ, ひ, ふ, ぴ, ぷ) 무성화되어 묵음이 되기 때문이다. 따라서 「~입니다」를 뜻하는 「です」를 「desu」라고 발음해버리면 조금 어색하게 느껴지는 것이다. 「des」로 뒤의 「u」를 가볍게 생략하는 편이 자연스럽게 다가온다.

 

결론 : 무엇이 문제인가

외국어 학습에 있어서 여타 외국어들은 발음교육을 철저히 받는 편(중국어나 영어와 같이)이지만 언어학적으로 비슷한 일본어는 발음교육이 상대적으로 부재해왔다. 어휘를 익히고 한자를 외우기에 급급했지 발음을 체계적으로 익히는 과정은 다소 소홀히 해왔던 것이다. 발음도 비슷한 면이 많아서 조금 다른 부분 마저 한국식으로 발음하고 한국어식 억양으로 발화하다보니 일본어 상급자에 N1을 취득한 사람이라 해도 말하는 것을 들어보면 발음부터 인토네이션까지 엉망인 경우가 많았다. 지금까지 평균적으로 100명의 일본어 학습자 중에 발음과 인토네이션이 제대로 된 사람은 한두명에 그치는 것이 현실이었다. 발음과 학습기간은 비례하지 않았다. 아니 정확하게 말하자면 발음이 좋은 사람은 모두 뛰어난 일본어 실력을 갖추었지만 뛰어난 일본어 실력을 갖추었다 해서 발음이 뛰어난 것은 아니었다. 조금 당황스러운 것은 자신의 발음과 인토네이션에 전혀 문제를 느끼고 있지 않으며 자신의 일본어 실력은 네이티브급이라고 자랑하는 경우였다. 외국어 회화에 자신감을 가지는 것은 중요하지만 자신감을 가지라는 것이 자만을 의미하지는 않는다. 자신감은 "틀릴 수도 있다"는 마음가짐이고 자만은 "나는 틀린 것이 없다"고 믿는 고집이다. 외국어 학습에 자신감과 겸손은 같이할 수 없는 것처럼 보이지만 실은 상보적 관계에 있다. 발음과 인토네이션에 있어서도 자신감을 가지고 회회를 하되 잘못된 것은 수용하고 고치려는 자세가 필요하다.

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2024.01.10 - 서울 : 【KOREC】 워크숍
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눈오는 날 학교를 헤치고 알바 가는 길

 

유튜브 촬영 중이었다

 

그리고 아무도 없었다

 

오늘은 아르바이트 워크샵이 있는 날

신나서 있는 말 없는 말 다한거 같다 반성 ㅋㅋ

 

새해복 많이 받으세요-!

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2024.01.09 - 서울 : 통역 뒷풀이
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눈이 내린 날

 

새로 바뀐 서울시 로고

자꾸 보면 정든다

 

매번 바뀌는 서울도서관 현수막

 

서울도서관 안으로

 

전시관은 시간이 다되어서 볼 수 없었다

 

옛 서울의 모습

 

안은 새거지만 겉은 낡았다

 

시청광장은 겨울이면 스케이트장으로 변한다

 

신나게 스케이트를 타는 시민들

 

강습도 있는 모양이다

 

스케이트는 무서워서 못타겠다

넘어지다 날에 베이면 어떡해

 

다들 허물을 훌렁훌렁

 

삼각프레임에 담아보려 했는데 미묘...

 

쓰나미를 연상시킨다며 혹평을 받았던 시청도 이제는 그려러니 서있다

 

통역 관계자분이랑 저녁 약속

 

가격대가 높았지만 정말 맛있었다

얻어먹어서 감사할따름

 

집 가는 길

식물에 눈이 송글송글 맺혔다

 

디저트로 와플...

와플 중독이야 중독~

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2024.01.08 - 서울 : 성소수자 인권 통역
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오늘은 알바 사장님 인연으로 얻게된 통역 자리

오랜만에 통역하는 거라 떨린다

 

예전에 학생시절에 관련 활동을 한 적이 있었는데 그게 창피할 만큼 내가 아는게 없다는 걸

이번에 통역 용어집을 만들면서 느꼈다

첫번째 통역을 마치고

 

두번째도 신촌 근처

 

사무실 내부에 작품을 전시하는 전시장이 있었다

 

그리고 각종 서적과 무지개 깃발

 

우리 사회에는 항상 없는 것처럼 잊혀지고 숨겨지는 사람들이 있다

그게 장애인이든 성소수자든...

 

행여나 실수할까봐 조마조마했던 통역이었지만, 다들 친절하게 알려주셔서 무사히 통역을 마칠 수 있었다

 

저녁은 행운버거~

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